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2017年1月8日 「最高の仕事」 (成人祝福メッセージ)

2017年1月8日「最高の仕事」(成人祝福メッセージ)

【聖 書】マタイによる福音書2章1-12節
【説 教】齋藤 篤 牧師

【説教要約】
私たちが「クリスマス」というものを振り返る時、何の気も留めることなく「クリスマスとはこういうものだ」と思って行っている習慣の中には、実は聖書に書いていないというものが、実は結構あることに気づかされます。クリスマスが12月25日であること、クリスマスツリーやサンタクロース、そして赤子のイエスさまのもとに贈り物を捧げる博士たちが「3人」であることなど・・・、数え出したらキリがありません。

だからと言って、これは聖書的ではないと言って排除すべきことなのでしょうか。決してそうではありません。なぜならば、クリスマスを構成するこれらの出来事の一つひとつは、時の信仰者たちの篤い信仰によってなされてきた「表現」だからです。その表現が歴史を通して私たちに、主の御降誕を祝う出来事に継承されているのです。

そのように考えると、東の国からユダヤの王がお生まれになったと星を頼りに旅を続けた博士たちも、同様に救い主の御誕生を祝った人たちでありました。黄金に乳香・没薬という贈り物は、現在の私たちにとっては全てが有難い贈り物とは思えないかもしれません。生まれたばかりの赤ちゃんに贈る品としては、とんちんかんのように思えるかもしれません。しかし、王としてお生まれになった方に、何を贈るべきかと考えた博士たちの「表現」は、明らかに自分たちになしうる「最高の仕事」であったことを、私たちは見逃してはなりません。

私たちには、神からそれぞれに使命が与えられています。そのために賜物を存分に頂きました。その賜物を用いて、私たちもまた「最高の仕事」、つまりベストを尽くして頂いた命を用いるという使命があります。大切なのは完璧に仕事することではありません。ベストを尽くそうとする気持ちです。もし失敗したとしても、私たちのために命をささげてくださったキリストの「最も最高の仕事」に支えられながら、聖霊の助けによって日々を歩む力が与えられているのです。

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