わかりやすい聖書と信仰1 超入門
わかりやすい聖書と信仰1 超入門
①旧約聖書は39の書物(千数百ページ)、新約聖書は27の書物(数百ページ)、合計二千ページ近いので、ぜんぶわからなくても、大丈夫!
②聖書は「神さまからの救いのメッセージ」「神さまが民を救う物語」「人間の神さまへの祈り、信仰内容、賛美」などを記しているが、二千年以上前の書物であるので、わからないことがたくさんあっても、大丈夫!
③要点をおさえれば大丈夫。
旧約は、神さまがイスラエルの民を導いた物語、そして、救い主キリストの登場の預言。
新約は、イエス・キリストの生涯の物語、イエス・キリストへの信仰を表した弟子たちの手紙など。
インマヌエル=神さまがわたしたちとともにおられます。
アガペー=神さまはわたしたちを無条件に愛してくださいます。
④神さまは、わたしたちとわたしたちが生きる世界を創造してくださったお方。
イエス・キリストはその神さまの御子であり、神さまのわたしたちへの愛のあらわれであり、その十字架と復活によってわたしたちを罪から救ってくださる。
聖霊は、神さまとイエス・キリストからわたしたちに注がれる愛、いのち、御心であるお方。
しかし、神さまは三人ではなく一人=三位一体。
⑤信仰は神さまを信頼することだが、神さまに愛されたり救われたりするための前提条件ではない。むしろ、神さまの愛と救いに気づいたわたしたちが神さまに向ける感謝と信頼の心。信仰も神さまから与えられるもの。
⑥教会は、神さまから呼び集められた人びとの共同体。この共同体に神さまの愛と救いが働く=「教会はキリストの体」。
⑦しかし、教会は、目に見える形では、社会的な組織である。そこには、残念ながら、さまざまな問題が起こることもある。それにもかかわらず、ここに働かれる神さまを信頼したい。
⑧信仰生活はひとそれぞれ。基本は、礼拝や祈祷会、聖書を読むこと、祈ることなどによって、神さまの前に立ち、神さまから愛(のメッセージ)と生きていく力をいただいて、それを胸に、社会で生きて、また、神さまの前に戻って来る。その繰り返し。