2023年10月1日
2023年10月1日
信仰の弱い人を受け入れなさい。その考えを批判してはなりません。何を食べてもよいと信じている人もいますが、弱い人は野菜だけを食べているのです。食べる人は、食べない人を軽蔑してはならないし、また、食べない人は、食べる人を裁いてはなりません。神はこのような人をも受け入れられたからです。他人の召し使いを裁くとは、いったいあなたは何者ですか。召し使いが立つのも倒れるのも、その主人によるのです。しかし、召し使いは立ちます。主は、その人を立たせることがおできになるからです。(ローマ14:1-4)
1 神さまは唯一と信じ、
2 イエス・キリストはわたしたちを救ってくださる神さまのひとり子と信じ、
3 聖霊は父なる神さまと御子イエス・キリストからわたしたちたちのところに来てくださると信じ、
4 聖書はその神さまの愛と救いを伝える神さまの御言葉と信じる。
信仰のこの共通の土台の上に立っているならば、わたしたちは、誰かのことを自分と違うタイプの信仰に思えることがあったとしても、その人の信仰を「弱い」「正しくない」などと非難してはなりません。
教会の集まりで、聖書の理解の違いがあっても、軽蔑してはなりませんし、諸会議で、教会の運営について意見の違いがあっても、裁いてはなりません。わたしたちが、そのようにしたくなるような相手をも、神さまは御許に、教会に受け入れておられるのです。
それをわきまえず、わたしたちが自分の思いだけで人を裁いてしまうなら、それは、神さまの愛するひとりを裁くことになってしまいます。わたしたちは人を裁かず、神さまにお委ねいたしましょう。神さまの御心は、その人を裁き捨てることではなく、むしろ、その人を立てること、支えることにあります。わたしたちも、おなじように、神さまによって立てられ、支えられているのです。(い)
