2023年7月30日
2023年7月30日
口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。（ローマ10:9-10）
わたしたちは使徒信条で「わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます」と告白します。この場合の告白は、言いにくいことをこっそり打ち明けることではなく、自分の信仰を礼拝で皆とともに公（おおやけ）に言い現わすことを意味します。
この言葉による告白は、心の中での信仰に基づいています。わたしたちは、心の中で、わたしたちと世界の創造主である神さまを信頼し、また、この神さまがイエス・キリストを死から復活させてくださったことでわたしたちの罪が赦され、希望をもって生きることが許されていることを信じています。
わたしたちは、心の中で神さまを信頼し、あらゆる苦しみ、そして、死さえ克服してくださったイエス・キリストに希望を抱くことで、そして、「このイエス・キリストこそ、わたしたちの主です、わたしたちを救い、わたしたちを導いてくださる主です」と礼拝で言葉で告白することで、神さまの救いの中に入れられます。
この意味で、わたしたちは、これからも、使徒信条を心の底から、わたしたちの深いところにある霊によって、教会の礼拝で、告白し続けましょう。
