私たちは聖書を信じるプロテスタントの教会です。          【教会目標】 キリストの愛が満ち 福音宣教に生きる教会

2024年2月25日「ほえたける獅子のように」

2024年2月25日「ほえたける獅子のように」

ほえたける獅子のように

「身を慎んで目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。信仰にしっかり踏みとどまって、悪魔に抵抗しなさい。あなたがたと信仰を同じくする兄弟たちも、この世で同じ苦しみに遭っているのです。」(第一ペトロ5:8~9a)

 先週、林先生は礼拝説教で「今、私たちは(見える形での)迫害は無いかもしれない。けれども誘惑はある」と語られました。冒頭の御言の通り、二千年前、イエス様を荒野で誘惑した悪魔は、今も私たちを食い尽くそうと狙っているのです。私たちが生きてゆく中では、さまざまな誘惑、罠があることを認めざるを得ません。もちろん、我々の周りを悪魔がうろつき回っている、などとは誰も考えたくありません。けれども聖書によれば、最後の審判がなされ、悪魔とその使いどもがゲヘナに投げ込まれるまでは、悪魔は活動し続けているのです(黙示録20:10)。そして実際、周囲を見渡せば、悪魔が働いているとしか思えないような悪しき出来事が絶えません。では一体どうすれば良いのでしょうか?

「だから、神に服従し、悪魔に反抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げて行きます。神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいて下さいます。」(ヤコブ4:7~8a)

 悪魔に対抗するために、悪魔を研究する必要はありません(してはなりません!)。悪魔にフォーカスする(心を集中する)のではなく、神に近づき、神に従うのです。そうすれば悪魔は逃げ去る、と聖書は約束しています。具体的には日々、いつも主の御声を求めて、聴き従うということです。

 私たちの内には主の御霊が宿っておられます。イエス様もこの御霊によって荒野の誘惑に勝利されました。主の御霊は父なる神様の心を教えてくださいます。悪魔の罠が待ち受けているときにはアラート(警告)が鳴ります「それはやめなさい!」。あるいは「今、怒ってはならない」。けれども、しばしば私たちは「従いたくない」という自分の肉なる思いと葛藤します。そのときこそ主を見上げて、御霊の声、いのちの道を選び取りましょう。このように生きようと願う私たちに、主が天から力を与えて下さいますように。(よ)

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